ベラルーシ ルカシェンコ大統領がプーチン大統領と会談へ

ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領はNHKなどに対し、ロシアを訪問し、17日にプーチン大統領と会談すると明らかにしました。今月24日で軍事侵攻から1年となるのを前に軍事面や経済面のさらなる協力について話し合うものとみられます。

ベラルーシのルカシェンコ大統領は16日、首都ミンスクでNHKなど外国メディアの取材に応じました。

この中でロシアの首都モスクワを訪問し、17日にプーチン大統領と会談すると明らかにしました。

ルカシェンコ大統領は「安全保障問題や経済について議論する」としています。

プーチン大統領との対面での首脳会談は去年12月以来で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から今月24日で1年となるのを前に、軍事面や経済面のさらなる協力について話し合うものとみられます。

また、記者団から、ベラルーシが今後、ウクライナへの軍事侵攻に参戦する可能性について聞かれたのに対し、ルカシェンコ大統領は、「ベラルーシへの侵略行為がないかぎり、ウクライナの領土に軍隊を送るつもりはない」と述べました。

一方、ロシア大統領府も16日、プーチン大統領がルカシェンコ大統領と会談を行うと発表し、「両国の戦略的パートナーシップと同盟関係のさらなる発展など重要な問題が話し合われる」としています。