アメリカ ミシガン州立大学で男が発砲 3人死亡

アメリカ中西部のミシガン州の大学で13日、男が銃を発砲してこれまでに3人が死亡し、5人がけがをしました。容疑者はその後、死亡しているのが見つかり、警察は事件の動機などを調べています。

地元の警察当局によりますと、アメリカ中西部ミシガン州のミシガン州立大学で現地時間の13日午後8時すぎ、43歳の男が銃を発砲しました。

この事件で、これまでに少なくとも3人の死亡が確認されたほか、5人がけがをして病院で手当てを受けています。

事件が起きた直後の現場では、複数の警察車両や救急車が駆けつけ隊員らが対応にあたったほか、警察官が学生を避難させるなど、一時騒然となりました。

警察当局によりますと、容疑者は大学構内の2か所で発砲したあと逃走しましたが、その後、大学の外で死亡しているのが見つかったということです。

警察当局は、容疑者が自殺した可能性もあるとみて事件の動機などを詳しく調べています。

アメリカ 学校銃撃事件 後を絶たず

アメリカでは学校での銃撃事件が後を絶ちません。

アメリカ南部テキサス州の小学校で去年5月、18歳の男が銃を乱射し児童など21人が死亡したほか、10月にはアメリカ中西部ミズーリ州のセントルイスの高校に、この高校を卒業した19歳の男が侵入して銃を発砲し、女性2人が死亡し10代の男女7人がけがをしました。

また、ことし1月にはアメリカ南部バージニア州の小学校で6歳の男子児童が銃を発砲する事件も起きています。