東京 世田谷区の擁壁崩れ事故 擁壁の上の住宅7世帯に避難指示
13日、東京 世田谷区の工事現場に隣接する擁壁が崩れた事故を受け、区は擁壁の上に建っている住宅に住む7世帯17人に避難指示を出し、避難を呼びかけています。
13日午後4時すぎ、世田谷区成城の共同住宅の建設現場で隣接する擁壁が崩れました。
当時、工事は行われておらず、この事故によるけが人はいませんでした。
区は事故を受けて、安全を確保する必要があるとして13日夜遅く、この擁壁の上に建っている住宅に住む7世帯17人に避難指示を出しました。
区によりますと、このうち14人が親戚の家などに、2人が近くの区の施設に避難しましたが、避難していない人が1人いるということです。

区は警視庁など関係機関と連携し、原因を調査するとともに、擁壁に適切な措置が取られ、安全が確保されるまで避難が続く可能性があるとして、住民の相談態勢も整えることにしています。