国際

プーチン大統領 21日に年次教書演説 軍事侵攻への主張が焦点

ロシア大統領府は、プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻から1年を前にした2月21日に内政や外交の基本方針を示す年次教書演説を行うと発表し、プーチン大統領が軍事侵攻についてどのような主張を展開するかが焦点になります。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は10日、プーチン大統領が2月21日に年次教書演説を行うと明らかにしました。

年次教書演説は、大統領が年に1度、議会や政府の代表を前に内政や外交の基本方針を示すもので、去年は、ロシアがウクライナ侵攻を続ける中で延期されたため、侵攻開始以降で初めてとなります。

演説は、ウクライナ侵攻についても言及されるということで、侵攻開始から1年を前にプーチン大統領がどのような主張を展開するかが焦点になります。

一方、ロシア軍は10日、ウクライナ全土でミサイルや無人機での攻撃を行い首都キーウのクリチコ市長はSNSに「ロシア軍のミサイルの残骸で車や住宅の屋根に被害が出た」と投稿しました。

攻撃について、ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍が100発以上のミサイルを発射したと明らかにしました。またウクライナ空軍は、このうち71発が海上や上空から発射され61発を迎撃したと発表しました。またゼレンスキー大統領は「市民や民間のインフラ施設が狙われ、犠牲者が出ている」と強く非難しました。

そのうえで「ロシアのミサイルはモルドバとルーマニアの領空を通過した。このミサイルはNATOの集団安全保障に対する挑戦だ」と述べ、隣国のモルドバや、NATO=北大西洋条約機構に加盟するルーマニアの領空をロシアのミサイルが通過したと主張しました。

これについて、モルドバの国防省は「領空侵犯を強く非難する」としていて、外務省も駐在するロシアの大使を呼び、抗議したということです。

一方、ルーマニアの国防省は声明で「黒海のロシア軍の艦船から発射され、巡航ミサイルの可能性が高い。モルドバの領空は通過したが、ルーマニアの領空には入っていない」としていて、ルーマニアの領空侵犯はなかったとしています。

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