
渋谷駅南側に建設の複合施設 名称は「Shibuya Sakura Stage」
100年に1度とも言われる大規模な再開発が進む東京 渋谷駅の周辺で、駅の南側にことし11月に完成する建設中の複合施設が、報道陣に公開されました。施設の名称を「Shibuya Sakura Stage」とすることも発表されました。
建設中の施設が公開されたのは、渋谷駅周辺の再開発事業のうち駅の南側の桜丘口地区で、およそ2.6ヘクタールの敷地にオフィスやマンションなどの2つの高層ビルを含む複合施設がつくられます。
開発に合わせて駅の改札口が新たに作られ、施設と直結される計画で、施設には、商業施設も入るほか、外国人の利用も想定した医療機関と子育て支援施設も設けられます。
また、9日は、施設の名称を「Shibuya Sakura Stage」とすることも発表されました。
施設はことし11月30日に完成する予定で、商業施設のオープンやマンションの入居などは来年夏にかけて順次行われるということです。
東急不動産の岡田正志社長は「駅周辺の再開発の最終ステージで、渋谷はいろんな人が訪れやすい街になります。渋谷の開発は10年、20年後も続き、街がどんどん進化することで魅力がさらに高まっていく」と話していました。