
明治大学 メールアドレス3万6000件余流出か 不正アクセスで
明治大学は9日、学内のコンピューターが不正アクセスされ、学生らのメールアドレス3万6000件余りが流出した可能性があると発表しました。これまでのところ、メールアドレスが悪用されたという報告はないとしています。
明治大学によりますと、不正アクセスされたのは神奈川県川崎市のキャンパス内に設置されているサーバーで、去年7月下旬以降、海外から複数回にわたってハッキングの攻撃を受けたということです。
これにより、学生や職員らのメールアドレス3万6692件が外部に流出した可能性があるということです。
住所や電話番号などの情報は流出しておらず、これまでのところメールアドレスが悪用されたという報告はないとしています。
明治大学広報課は「学生らに多大な迷惑をかけたことを心からおわびします。現在、専門の業者の協力を受けて調査を行っており、詳しい原因が判明しだい、再発防止などの対策を講じていきます」としています。