東京都 コロナ新規感染者数減少傾向 警戒レベル引き下げへ

東京都の新型コロナの感染状況について、分析と評価を行う専門家は、新規感染者数の減少傾向が続いていることなどから現在の警戒レベルを引き下げ、4段階のうち、下から2番目とする方向で最終調整しています。

新型コロナの感染状況と医療提供体制の警戒レベルについて、都は現在いずれも4段階あるうちの上から2番目としています。

8日に都内で新たに確認された感染者数は2612人で、前の週の同じ曜日を22日連続して下回り、減少傾向にあります。

こうしたことから、感染状況などを分析・評価する専門家は感染状況について、現在の警戒レベルを引き下げ、下から2番目とする方向で最終調整しています。

感染状況の警戒レベルが下から2番目になれば、去年11月中旬以来、およそ3か月ぶりとなります。

一方、医療提供体制については、重症患者数が大きく減少していないことなどから、上から2番目を維持する見通しです。