社会

学校でのマスク 4月から原則着用を求めない方向で調整 文科省

新型コロナ対策としてのマスクの着用について、文部科学省は、学校での教育活動では4月から原則として着用を求めない方向で調整に入ったことが関係者への取材でわかりました。あわせて、子どもや保護者の主体的な判断を尊重するとしていて、専門家などの意見も聞いた上でなるべく早い時期に方針を示す考えです。
政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけを5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するのを見据え、マスクの着用を個人の判断に委ねることを基本とするよう見直す方針です。

これにともない、学校現場での運用について検討を進めてきた文部科学省は、新学期が始まる4月から、教育活動では原則として着用を求めない方向で調整に入ったことが関係者への取材でわかりました。

具体的には、体育を含めた授業全般や合唱、運動部の活動などでも着用を求めない方向だということです。

一方、感染状況に応じて学校などが着用を促すことも考えられるとして、子どもや保護者の主体的な判断を尊重してマスクの着脱を無理強いしないことや、換気の確保などの必要な対策を講じることもあわせて教育委員会などに伝える方向で調整しているということです。

また3月に各地で行われる卒業式では、教育的な意義を考慮して児童生徒や教職員はマスクを着用しないことを基本とする一方、着脱を無理強いしないように求める方向で検討が進められています。

文部科学省はこれらの考え方について、専門家などの意見も聞いた上で、なるべく早い時期に方針を示す考えです。

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