また、役員会に招かれた、アメリカ国務省でLGBTの人たちの人権擁護を担当するジェシカ・スターン特使は「G7の議長国を務める日本で議員立法が成立することは、世界に向けて発信できるいい機会だ」と述べました。
議員連盟の法案はおととし、自民党内で意見がまとまらず、国会への提出が見送られていて、自民党の稲田氏は記者団に対し、「前回は孤立無援の戦いだったが、今回は政府側も法律の必要性を言っていただいているので力強い。まずは党内から出たいろんな懸念について検討していきたい」と述べました。

LGBT理解増進の議員立法 G7サミット前までの成立を 超党派議連
LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐり、超党派の議員連盟は役員会を開き、5月の「G7広島サミット」までの成立を目指す方針を確認しました。
おととし、LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法の法案をまとめた超党派の議員連盟は8日午後、自民党の稲田元防衛大臣や立憲民主党の西村代表代行らおよそ10人が出席して役員会を開きました。
そして、荒井前総理大臣秘書官の更迭を受けて、与野党双方から議員立法の成立を求める声が強まっていることを受けて、5月の「G7広島サミット」までの成立を目指す方針を確認しました。
