日本人2人を含む159人が死亡した韓国ソウルの繁華街イテウォン(梨泰院)で起きた群集事故について、韓国の国会では、最大野党が担当閣僚の責任を問うとして弾劾訴追案を提出し、8日に可決されました。
当局側の対応の責任をめぐって与野党の対立が深まっています。
国際
韓国 梨泰院 群集事故 行政安全相の弾劾訴追案 国会で可決
韓国の国会では、過半数を占める最大野党「共に民主党」が主導し、群集事故でのずさんな対応を問うとして、警察を管理・監督するイ・サンミン(李祥敏)行政安全相の罷免を求めて弾劾訴追案を提出しました。
弾劾訴追案は8日に可決され、イ行政安全相は職務停止となり、今後は憲法裁判所が弾劾の可否を判断することになります。
これについて、韓国大統領府は「議会政治史に恥ずべき歴史として記録される」と批判するコメントを出したほか、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権を支える与党「国民の力」は強く反発しています。
韓国では、多くの犠牲者が出た群集事故での当局側の対応の責任をめぐって与野党の対立が深まっていますが、事故の再発防止に向けた具体的な対策などについての議論は進んでいません。
弾劾訴追案は8日に可決され、イ行政安全相は職務停止となり、今後は憲法裁判所が弾劾の可否を判断することになります。
これについて、韓国大統領府は「議会政治史に恥ずべき歴史として記録される」と批判するコメントを出したほか、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権を支える与党「国民の力」は強く反発しています。
韓国では、多くの犠牲者が出た群集事故での当局側の対応の責任をめぐって与野党の対立が深まっていますが、事故の再発防止に向けた具体的な対策などについての議論は進んでいません。