【キャンプ】楽天 新加入の阿部寿樹 持ち味の長打力を発揮

沖縄県金武町で行われているプロ野球 楽天のキャンプは3日目、中日からトレードで加入した岩手県一関市出身の阿部寿樹選手が、バッティング練習で持ち味の長打力を発揮しました。

プロ8年目で33歳の阿部選手は、涌井秀章投手とのトレードで中日から新たに加入しました。

内野と外野を守れるユーティリティープレーヤーで、楽天で手薄だった長打力のある右バッターとして期待されています。

キャンプ3日目は午前の守備練習で、まずレフトにつき、さらに内野に移動してセカンドとファーストに入ってサインプレーや、投手との連係を確認していました。

バッティング練習では、チームの中軸を担う浅村栄斗選手とともに昼休みを返上して特別練習に臨みました。

およそ50分間、2本のバットを持ち替えながら打ち、114球のうち、外野フェンスを越える打球が19本、このうちバックスクリーンへの当たりが6本と、持ち味の長打力を発揮しました。

阿部選手は夕方、NHK仙台放送局の「てれまさむね」に生出演し「まずは、けがせず、やれることは全部やりたい。僕自身も優勝の経験がないので、楽天で優勝できたらいい」と意気込みを話しました。