カーリング日本選手権 男子予選リーグ 北見協会 逆転で1位通過
カーリングの日本選手権は大会6日目の3日、男女ともに予選リーグの最終日を迎え、男子は地元の北見協会が、SC軽井沢クラブを終盤に逆転して7対5で勝ち、予選リーグ、1位通過を決めました。
北海道北見市で開かれているカーリングの日本選手権は、男女それぞれ9チームが総当たりの予選リーグを戦い、上位4チームが4日のプレーオフに進みます。
予選リーグ最終日の3日は男女合わせて12試合が行われ、このうち男子は北海道ブロック代表で、ここまで6勝1敗の北見協会と、前回大会で優勝し、今大会も予選リーグ7戦全勝のSC軽井沢クラブが対戦しました。
試合は2対2で迎えた第5エンド、北見協会は正確なショットで相手のストーンをはじいて有利な形をつくり、2点を取りました。
その後、3エンド連続でSC軽井沢クラブに1点ずつ奪われ逆転されますが、第9エンド、北見協会はスキップの平田洸介選手が、ラストショットで相手のストーンを円の中心から遠ざける、絶妙なコントロールで2点を奪い再逆転しました。
続く最終、第10エンドも不利な先行にもかかわらず1点を追加し、北見協会が7対5で強豪対決を制しました。
試合後、スキップの平田選手は「優勝しかねらっていないので、ここまではミスが出ても相手に助けられていたが、明日以降は自分たちのミスには厳しく、チャンスはどん欲にやっていきたい」と話していました。
この結果、男子は同じ7勝1敗ながら直接対決で勝った北見協会が予選リーグ1位となり、SC軽井沢クラブが2位通過となりました。
3位はコンサドーレ、4位はTM軽井沢で、この4チームが4日のプレーオフに進出します。
NHKでは、3日と同じ顔合わせとなる男子のプレーオフのひと試合、北見協会とSC軽井沢クラブのもようを午前9時からBS1で中継します。
女子予選リーグ 中部電力が2位通過
一方、女子は前回準優勝の中部電力が、SC軽井沢クラブに後半の大量得点で11対8と逆転勝ちし、プレーオフ進出を決めました。
ここまで5勝2敗の中部電力は、予選リーグ最終戦で、すでにプレーオフ進出を決めている中部ブロック代表のSC軽井沢クラブと対戦しました。
3対3の同点の第5エンド、中部電力はラストショットのミスで相手に2点を与えてしまいますが、続く第6エンド、スキップの北澤育恵選手がラストショットで、相手のストーンを3つはじき出すスーパーショットを決めて、一挙5得点で8対5と逆転しました。
中部電力は、第8エンドにも3点を追加して11対8で逆転勝ちし、予選リーグ2位でプレーオフ進出を決めました。
スキップの北澤選手は「どうなるかと思ったが、しっかり勝つことができ、予選を2位で終えられてとてもうれしい。あすのプレーオフは、とても競った試合になると思うが、1つ1つのショットを大事にして、優勝を目指して頑張りたい」と話していました。
ここまで5勝2敗の中部電力は、予選リーグ最終戦で、すでにプレーオフ進出を決めている中部ブロック代表のSC軽井沢クラブと対戦しました。
3対3の同点の第5エンド、中部電力はラストショットのミスで相手に2点を与えてしまいますが、続く第6エンド、スキップの北澤育恵選手がラストショットで、相手のストーンを3つはじき出すスーパーショットを決めて、一挙5得点で8対5と逆転しました。
中部電力は、第8エンドにも3点を追加して11対8で逆転勝ちし、予選リーグ2位でプレーオフ進出を決めました。
スキップの北澤選手は「どうなるかと思ったが、しっかり勝つことができ、予選を2位で終えられてとてもうれしい。あすのプレーオフは、とても競った試合になると思うが、1つ1つのショットを大事にして、優勝を目指して頑張りたい」と話していました。
女子は、予選リーグ6勝2敗で3チームが並び、順位を決めるショットを行った結果、大会2連覇を狙うロコ・ソラーレが1位、前回準優勝の中部電力が2位、東北ブロック代表のフィロシーク青森が3位、そして、5勝3敗で中部ブロック代表のSC軽井沢クラブが4位となり、この4チームが4日のプレーオフに進出することになりました。