“恵方巻き”からアナゴ? 水族館で節分にちなんだ展示 仙台

3日は節分です。宮城県仙台市の水族館では恵方巻きに見立てた筒からアナゴが顔をのぞかせる展示が行われていて、訪れた人を楽しませています。

仙台市宮城野区の「仙台うみの杜水族館」では、節分にちなんだ展示が行われていて、このうちアナゴの水槽では、恵方巻きに見立てた直径14センチ、長さ55センチの筒3本が設置されています。

アナゴが、狭い隙間に隠れようとする習性を利用し、ごはんに見立てた白い発泡スチロールの穴から、およそ30匹のアナゴが、ことしの恵方である南南東の方角を向いて顔をのぞかせていました。

また、ことしは初めて、最長で1.2メートルになるダイナンアナゴの水槽にも、恵方巻きに見立てた筒が設置されています。

このほか、コイの水槽には水面に鬼のお面が浮かべられ、訪れた家族連れなどが「鬼は外」と言いながら、豆の代わりにコイの餌を投げ入れていました。

2歳の息子と訪れていた30代の男性は「節分らしい感じを楽しめてよかったです。家族みんなで健康に過ごしたいです」と話していました。

仙台うみの杜水族館での節分にちなんだ展示は、5日まで行われます。