【証言】特殊詐欺グループの実態に詳しい男性は
一連の広域強盗事件で、警察当局は短時間に多額の金品を奪うことのできる強盗のほうが特殊詐欺よりも効率がいいと考え、手口を詐欺から強盗に切り替えた可能性もあるとみています。
特殊詐欺グループに詳しい男性 “強盗は突入する人数だけ”
特殊詐欺グループの実態に詳しい男性は、一般的に特殊詐欺のほうが犯行に関わる人員が多いとしたうえで「特殊詐欺では、電話をかける人間、突入する人間、お金をおろす人間、お金を預かる、運ぶ人間、5人も6人も必要になる。強盗は行かせればいいだけなので、突入する人間だけ集めればよく、何人も介す必要はない。情報があればすぐに行動して、お金になるという手法に走ったのかなと思う」と話しました。
“渡邉容疑者から「アポ電」をやっていると聞いた”
一方、東京 狛江市の住宅で90歳の女性が殺害された強盗殺人事件では、事件翌日、犯行に使われたとみられるレンタカーの走行が確認された足立区で、事前に電話で資産状況を確認して住宅に押し入る「アポ電強盗」が計画されていた疑いのあることがわかっています。
男性は、特殊詐欺に関わった疑いで警視庁が逮捕状を取っている渡邉容疑者本人から「アポ電」をやっていると聞いたことがあると証言しました。
男性は「本人たちがそう言っていたので間違いないと思う。詐欺をやっていたときに例えば話を聞いていて、この家にお金があったとかなかったとか、そういう情報はおそらく自分たちの中にあるんだと思う」と話しました。
犯行グループが海外から実行役に指示していた疑いがあることについては「詐欺グループのリーダーは自分が直接だますわけでも、自分が何か危害を加えるわけでもないので、罪の意識が低いと思う。相手の苦しそうな顔を見ているわけでもないので、どんどん感覚が薄れていく。実行役と面識もなく、友達でもなく、最初からただの駒なので関係ないという意識が強いのではないか」と話していました。
男性は、特殊詐欺に関わった疑いで警視庁が逮捕状を取っている渡邉容疑者本人から「アポ電」をやっていると聞いたことがあると証言しました。
男性は「本人たちがそう言っていたので間違いないと思う。詐欺をやっていたときに例えば話を聞いていて、この家にお金があったとかなかったとか、そういう情報はおそらく自分たちの中にあるんだと思う」と話しました。
犯行グループが海外から実行役に指示していた疑いがあることについては「詐欺グループのリーダーは自分が直接だますわけでも、自分が何か危害を加えるわけでもないので、罪の意識が低いと思う。相手の苦しそうな顔を見ているわけでもないので、どんどん感覚が薄れていく。実行役と面識もなく、友達でもなく、最初からただの駒なので関係ないという意識が強いのではないか」と話していました。