「近代五種」で新採用の障害物レース 8種類の障害物で実施へ

オリンピック競技の1つ「近代五種」で行われる種目で、2028年のロサンゼルス大会から新たに採用を目指す障害物レースについて、国際競技団体は、ことしの大会では8種類の障害物を設置して実施すると発表しました。

フェンシングや水泳などの総合力で競うオリンピック競技、近代五種をめぐっては、種目の1つ、馬術について国際競技団体が去年11月の総会で除外し、代わりに障害物レースを採用することを正式に決めて2028年のロサンゼルス大会での実施を目指しています。

去年はテスト大会が実施され、うんていに似た器具にぶらさがりながら移動したり、反り返った壁を登ったりしながらタイムを競う形式で行われていました。

そして、1日、国際近代五種連合は、ことし実施する障害物レースの詳細について発表しました。

それによりますと、60メートルから70メートルのコースで、反り返った壁や、うんてい、つり輪など14種類の障害物から8種類が選ばれてコースが構成されるということです。