林外相 NATO事務総長と会談 ウクライナへの支援継続で一致

林外務大臣は日本を訪れているNATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長と会談し、価値観を共有する同志国が結束してロシアに対する制裁とウクライナへの支援を継続することが重要だという認識で一致しました。

林外務大臣とストルテンベルグ事務総長の会談は、1日午後、外務省でおよそ25分間行われました。

この中で林大臣は、ことし日本がG7=主要7か国の議長国と国連安全保障理事会の非常任理事国を務めていることを踏まえ「基本的価値を共有するNATOとも連携していきたい」と述べました。

これに対しストルテンベルグ事務総長は「引き続き、さまざまな分野で協力を促進していきたい」と応じました。

そして両氏は、価値観を共有する同志国が結束してロシアに対する制裁とウクライナへの支援を継続することが重要だという認識で一致するとともに、インド太平洋地域の情勢をめぐっても緊密に連携することを確認しました。