生活保護申請 7か月連続で前年同月を上回る

去年11月の生活保護の申請件数は全国で2万1433件と、おととし11月に比べて1.6%増え、7か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

厚生労働省によりますと、去年11月に申請された生活保護の件数は全国で2万1433件で、おととし11月に比べて340件、率にして1.6%増えました。

生活保護の申請件数が前の年の同じ月を上回るのは7か月連続です。

また、去年11月に生活保護の受給を新たに始めたのは、1万9522世帯で、おととし11月に比べて5.8%増えました。

生活保護を受給している世帯は、全国で164万6586世帯となっています。

厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響が長期化していることや、物価高を含む経済情勢が、申請件数の増加に影響を与えている要因とみられる。生活に困っている人は、ためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」としています。