青森「氷のカーテン」崖一面つららで覆う

青森県深浦町では、崖からしみ出た地下水が凍って一面がつららで覆われる「氷のカーテン」が、訪れた人たちを楽しませています。

「氷のカーテン」は、深浦町のJR五能線千畳敷駅の近くにある崖の岩肌にしみ出た地下水が、日本海から吹きつける冷たい風でつららとなって崖一面を覆うものです。

ことしも幅100メートル、高さ20メートルほどの「氷のカーテン」が見られ、訪れた人たちがこの時期ならではの景色を楽しんだり、写真に収めたりしていました。

弘前市から訪れた60代の男性は「初めて見に来たが、すばらしい景色で驚いた」と話していました。

また、近くで民宿を営む男性は「JRの観光列車などでここを訪れる人たちにぜひ楽しんでほしい」と話していました。

深浦町によりますと、この寒さが続けば2月中旬まで「氷のカーテン」を楽しめる見通しだということです。