
新潟 バックカントリースキーなど遭難の外国人4人 自力で下山
30日夕方、新潟県妙高市の妙高連峰で、スキー場のコース外のバックカントリーでスキーなどをしていて遭難した外国人の男性4人が、31日未明、自力で下山し、警察に保護されました。
保護されたのは、30代から40代のフィンランド人の男性4人です。
警察によりますと、4人は30日に別のフィンランド人の仲間2人と男性6人のグループで妙高連峰の前山で登山をしたあと、バックカントリーでスキーやスノーボードをしていましたが、途中で分かれたということです。
その後、夕方になって先にふもとのスキー場まで下りてきた2人に、4人から「遭難した」と連絡があったということです。
遭難した場所は北地獄谷と呼ばれる山の中腹とみられ、警察は31日午前8時すぎから捜索を始める予定でしたが、午前1時前、4人と連絡をとっていたとみられる、先に下山した2人から、「4人が温泉地まで下りてきた」と警察に連絡があったということです。
警察が午前2時すぎ、ふもとに近い温泉地にかけつけたところ、4人が道路にたたずんでいるのが見つかり、無事保護したということです。
警察によりますと、4人は自力で下山し、けがはなく、命に別状はないといういうことです。
警察は、4人を宿泊先まで送り届けて、体力の回復を待って当時の状況などを詳しく聞くことにしています。