オリエンタルランド キャスト含む従業員 平均約7%の賃上げへ

東京ディズニーランドなどを運営する「オリエンタルランド」は、社員やパートなど2万人余りの従業員を対象に、平均およそ7%の賃上げを行うことを決めました。

発表によりますと、オリエンタルランドは、ことし4月から、
▽管理職を含む社員の賃金と、
▽2つのテーマパークのキャストを含むパートやアルバイトの時給を、
それぞれ引き上げることで、30日までに労働組合と合意したということです。

賃上げの対象は合わせて2万人余りで、社員については、定期昇給のほかに基本給を引き上げるベースアップも含まれています。

引き上げ率は、全体で平均およそ7%になるということです。

社員とパートなどの一斉賃上げは、2017年以来6年ぶりとなります。

また、ホテルの運営会社など傘下のグループ会社についても、ほぼすべての従業員の賃上げを行うとしています。

今回の賃上げの理由について、会社では「従業員の働くうえでの安心を確保し、一人ひとりが、より一層活躍できるようにするため」としています。