“水色のズワイガニ”水揚げ 珍しい色 水族館で展示 福井
今月、福井県坂井市で水色のズワイガニが水揚げされました。この珍しい色のカニは生きたまま水族館で展示されています。
水色のズワイガニが展示されているのは、坂井市の越前松島水族館です。
甲羅の幅は12センチほどで、一般的な赤いズワイガニとともに展示され、足には福井のブランドの「越前がに」であることを示す、黄色いタグも取り付けられています。
今月24日に坂井市で水揚げされたこのカニは、珍しい色だったため漁業者から連絡があり、展示することになりました。
水色になった原因はわかっていませんが、越前松島水族館は「何らかの理由で色素の量や働きに異常が起こったと考えられる」としています。
この水族館では、以前も白いズワイガニを展示したことがありますが、水色のズワイガニは初めてだということです。
富山県から訪れた小学6年生の児童は「赤いカニとは全然違う色で見たことがなかったです。珍しいカニを見られてラッキーでした」と話していました。
越前松島水族館の長田知泰さんは「同じ水槽にいる赤いカニと見比べてみると色の違いがよくわかると思うので、珍しいカニをこの機会に見てほしいです」と話していました。