ドルーリー選手は1月24日から25日にかけて降った大雪の影響で屋外で走る練習ができず、器具を使った軽めのジョギングのみの調整で大会を迎えたということですが、中学生女子が3キロを走る3区に出場し、5位でたすきを受け取ると、持ち味の大きなストライドと腕の振りを生かした力強い走りで前のランナーを追いました。
スピードに乗ったドルーリー選手は3人を抜いて順位を2位にあげ、たすきをもらった時には1分あったトップとの差を23秒に縮める快走で、これまでの記録を10秒更新する9分40秒の区間新記録をマークしました。
ドルーリー朱瑛里 3人抜きで区間新記録 岡山 市町村対抗駅伝
1月の全国女子駅伝で区間新記録をマークした岡山県の中学生3年生、ドルーリー朱瑛里(しぇり)選手が29日、岡山県の市町村対抗の駅伝大会に出場し、持ち味のスピードに乗った力強い走りを見せました。
岡山県津山市の中学3年生のドルーリー選手は、1月15日に行われた都道府県対抗の全国女子駅伝で17人を抜く走りを見せて区間新記録をマークし、一躍、注目を集めました。
29日は、岡山市内で行われた中学生から一般のランナーが男女混合でたすきをつなぐ市町村対抗の駅伝大会に出場しました。

ドルーリー朱瑛里選手「まずまずの結果」

ドルーリー朱瑛里選手は「雪の影響で腹筋や軽めのジョギングしかできず、4割から5割ぐらいのコンディションだったが、そういう状況の中ではまずまずの結果だった。津山市の人たちにたくさん応援してもらい、チームにしっかり貢献できる走りができたらと思っていたので、それができてよかった」とレースを振り返りました。
そして「本当は1位でたすきを渡したかったが、3人抜くことができ、トップが見える位置で渡せたので、よかった。ただ、中盤からペースが落ちて、後半も上げきれずに終わってしまった。今回はあまり調整ができなかったので、これからしっかりと戻していきたい」と話し、区間新記録の走りにも満足していない様子でした。
今後の目標については、「インターハイに出場してしっかり活躍したい」と話していました。
そして「本当は1位でたすきを渡したかったが、3人抜くことができ、トップが見える位置で渡せたので、よかった。ただ、中盤からペースが落ちて、後半も上げきれずに終わってしまった。今回はあまり調整ができなかったので、これからしっかりと戻していきたい」と話し、区間新記録の走りにも満足していない様子でした。
今後の目標については、「インターハイに出場してしっかり活躍したい」と話していました。