29日は試乗会が行われ、地元の人たちがバスの特徴やスマートフォンなどで出発地と到着地を選ぶ予約の方法の説明を受けました。
そして予約を終えるとバスが配車され、地元の人たちが乗り込みました。
町によりますと、町内の巡回バスは2台で4つのコースをそれぞれ1日4本走っていますが本数が少ないという指摘があったということで、今回の取り組みでより効率よくバスを運用できるとしています。
参加した10代の男性は「今の巡回バスより簡単に乗れると思います」と話していました。
宇美町役場まちづくり課の田原久司商工観光係長は「乗りたい時にすぐ迎えに来て行きたい場所に行けるので、多くの方に利用してほしいです」と話していました。

「AIバス」の試乗会 人工知能が最適ルートを指示 福岡 宇美町
利用客の予約状況などに応じてAI=人工知能が最適と指示したルートを走るバスが、福岡県宇美町で2月から運行されます。それを前に29日、試乗会が行われました。
福岡県宇美町では、時刻表や決まったルートはなく、利用客の予約状況などに応じてAI=人工知能の指示で走る時間や停車する場所を柔軟に変えるバスが2月から運行されます。

