タイで3年ぶり日本観光PRの催し 日本は最も人気の旅行先に

タイで日本への観光をPRする催しが3年ぶりに開かれ、日本から多くの自治体が参加して観光客の誘致に力を入れています。

この催しは日本政府観光局がタイの首都バンコクで3年ぶりに開いたもので、日本の自治体や旅行会社など83の団体が出展しています。

タイではもともと日本は人気の旅行先でしたが、円安バーツ高などが追い風となり、先月は8万3000人のタイ人が日本を訪れるなど、最も人気の旅行先となっています。

このうち山形県のブースでは、担当者が特産のさくらんぼのかぶり物をしながらタイ人に人気の蔵王のスキー場などをPRしていました。
また、愛知県西尾市のブースでは特産の抹茶を体験するコーナーが設けられ、訪れた人たちが抹茶をたてて味わっていました。

訪れた女性の1人は「コロナ前は毎年日本に旅行に行っていて、待ち遠しかったです。桜を見に行くのが楽しみです」と話していました。

日本政府観光局バンコク事務所の土居佳以所長は「タイからはリピーターが7割なので、何度来ても楽しんでいただけるような多様な魅力を伝えたい」と話していました。