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生乳の生産量 来年度減少の見通しも 大型連休など余る可能性も

牛乳や乳製品の原料となる生乳の生産量は来年度、減少する見通しですが、学校給食が休止となる大型連休などに再び生乳が余る可能性があるとして、業界団体では消費の拡大に取り組むとしています。
牛乳や乳製品の業界団体である「Jミルク」は、27日に会見を開き、原料となる生乳の来年度の需給見通しを発表しました。

それによりますと、来年度の生乳の生産量は、今年度より1.3%減って747万トンにとどまり、2年連続で前の年度を下回る見通しです。

餌代の高騰などの経営難で廃業する酪農家が増えたことや、需要の落ち込みで乳牛の数が減ったことなどが主な要因です。

ただ、学校給食が休止となる大型連休などの時期には消費が落ち込んで、再び生乳が余る可能性もあるということで、Jミルクでは、消費の拡大に取り組むとしています。

Jミルクの内橋政敏専務理事は「酪農経営が置かれている状況は依然として厳しい。根本的な需給バランスを取るために、業界全体の取り組みを強化したい」と述べました。

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