車両は、岡山駅前と城下のおよそ1キロの区間を往復し、安全性や操作性、それにカーブがきつい路面電車の軌道を曲がれるかを確かめていました。
今後、収集したデータなどをもとに技術面やコスト面の課題を洗い出し、検討を進めていくということです。
試乗した両備グループの小嶋光信代表は「想像以上にスムーズに走行でき新しい乗り物としての可能性を感じた。3年から5年先の実用化を目指し、事業計画を作っていきたい」と話していました。
路面電車とバスの機能持つ新たな乗り物開発へ 岡山で実証実験
路面電車とバスの機能を持つ新たな乗り物の開発に向けて、岡山市で実証実験が行われました。
実証実験を行ったのは、路面電車や路線バスなどを運行している岡山市の両備グループです。
鉄道の保守や点検で使われる、線路と道路の両方を走ることができるダンプカーが用意され、運行が終わった後の路面電車の軌道を使って実験が行われました。

