テニス全豪 上地結衣が決勝進出 車いすの部女子シングルス

テニスの四大大会、全豪オープンの車いすの部は女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング2位の上地結衣選手がオランダの選手にストレートで勝って、2年ぶりに決勝に進みました。

オーストラリアのメルボルンで開かれている全豪オープンは大会11日目、車いすの部の女子シングルス準決勝などが行われ、世界ランキング2位で28歳の上地選手と、世界4位でオランダのイエスカ・グリフィユン選手が対戦しました。

上地選手は第1セット、第1ゲームでブレークに成功すると、勢いに乗ってそのまま4ゲームを連取して、このセットを6-2で奪いました。

上地選手は続く第2セットも攻守に安定したプレーを見せて相手を圧倒し、第2ゲームから1ゲームも落とさず、最後はバックハンドのリターンエースを奪って6-1で取りました。

上地選手はセットカウント2対0のストレートで勝って、2年ぶりに決勝に進みました。

また、世界ランキング9位の田中愛美選手は、世界1位でオランダのディーデ・デフロート選手に、第1セットを0-6、第2セットも0-6で連取され、ストレートで敗れて決勝進出はなりませんでした。