ボーイング決算 4年連続の最終赤字に 品質問題などでコスト増

アメリカの航空機大手 ボーイングの去年1年間の決算は787型機の品質をめぐる問題に加えて防衛関連の事業でコストが増加したことなどから2019年から4年連続の最終赤字となりました。

ボーイングの25日の発表によりますと、売り上げは前の年より7%増えて666億800万ドル、最終的な損益は50億5300万ドルの赤字、日本円でおよそ6500億円の赤字でした。

航空需要の回復を背景に民間航空機の納入は増えた一方、787型機についてFAA=アメリカ連邦航空局から品質に関わる指摘を受けて、一時、納入を停止し改修にコストがかかったことに加えて、防衛関連の事業で調達のコストが増加したことなどが主な要因です。

ボーイングのカルフーンCEOは「課題は残っているが、事業と財務の強さを回復するために良い位置にいて、正しい道を歩んでいる」と説明していて、経営を立て直せるかどうかが焦点となっています。