去年生まれた子ども 11月までで73万5千人 過去最少ペース

去年1月から11月までに生まれた子どもの数は速報値で73万5000人余りと前の年より3万8000人余り減少し、過去最少のペースであることが厚生労働省のまとめで分かりました。

12月も今のペースのまま推移すれば去年1年間の日本人の子どもの出生数は国の統計開始以来、初めて80万人を下回る見通しです。

厚生労働省によりますと去年1月から11月までに国内で生まれた子どもの数は外国人も含めた速報値で73万5572人でした。

おととしの同じ時期と比べて3万8522人、率にして5%減少し、月別では去年2月から10か月連続で前の年を下回っていて、過去最少のペースとなっています。

おととし1年間の日本人の子どもの出生数は81万1622人で、去年12月も今のペースのまま推移すれば、去年1年間の日本人の子どもの出生数は1899年以降で初めて80万人を下回る見通しです。

また、大手シンクタンクの日本総合研究所の推計では、去年1年間の出生数はおよそ77万人となっています。

実際に80万人を下回れば国立社会保障・人口問題研究所が2017年に公表した予測よりも8年はやく、少子化が想定を上回るペースで進んでいることになります。