冷蔵庫など“白物家電”去年の国内出荷額 1991年に次ぐ高水準

エアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の去年1年間の国内出荷額は、2年ぶりに前の年を上回りました。原材料費や輸送費の高騰で製品価格が上昇するなどしたためで、今の統計で比較可能な1985年以降2番目に高い水準となりました。

日本電機工業会によりますと、去年1年間の白物家電の国内出荷額は2兆5724億円で、前の年より2%増加しました。

出荷額が前の年を上回るのは2年ぶりで、今の統計で比較可能な1985年以降では、1991年に次いで2番目に高い水準となりました。

去年は中国・上海の外出制限で、現地の生産活動などに影響が出ましたが、その後、生産や供給は正常化したことや、原材料や輸送費などの高騰で製品の価格が上昇したことが主な要因です。

製品別では、エアコンが出荷台数は905万9000台と前の年を3.3%下回りましたが、出荷額は1.7%増加しました。

また、冷蔵庫が2.1%、洗濯機が1.3%、それぞれ、前の年に比べて出荷額が増加しました。

今後の見通しについて日本電機工業会は「家電は常に一定の需要があるので、製品の価格上昇が引き続き出荷額を押し上げることになるのか、または価格上昇が消費者の買い控えにつながるのか、注視している」としています。