NBA 八村塁 レイカーズにトレードで移籍決定

NBA=アメリカプロバスケットボール、ウィザーズの八村塁選手がトレードでレイカーズに移籍することが決まりました。

これは、レイカーズとウィザーズが23日、それぞれ発表しました。

それによりますと、ウィザーズは八村選手を放出する代わりにレイカーズのケンドリック・ナン選手とドラフト2巡目の指名権を数年分、獲得するということです。

これについてレイカーズは、ホームページ上で「塁を迎えることができて興奮しています」などとしています。

また、ウィザーズも「塁がここにいる間にプロとして成長するのを見てきました。ロサンゼルスでの成功を祈っています」となどと伝えました。

24歳の八村選手は2019年に日本選手として初めてNBAのドラフト会議で1巡目の指名を受けてウィザーズに入団し、今回のトレードでプロ入り後、初めて移籍することになります。

レイカーズはスター選手のレブロン・ジェームズ選手などが所属するNBA屈指の人気チームですが、今シーズンはここまで22勝25敗でウエスタンカンファレンス12位に沈んでいて、八村選手の加入でプレーオフ進出に向けて巻き返せるか注目されます。

移籍までの経緯

2月9日のトレード期限まで2週間あまり。はやくも八村選手のトレードが決まりました。

ウィザーズでプロ入りした八村選手は、プロ4年目の今シーズンがウィザーズとの契約最終年。

しかし、チームとの契約延長には合意しないまま開幕を迎え、今シーズン終了後には条件付きでFA=フリーエージェントとなる状況になっていました。

こうした中、今シーズンの八村選手は足首のけがで1か月ほど離脱したこともありましたが、ここまでリーグ戦30試合に出場。

自己最多に並ぶ1試合30得点あげた試合もありながら先発起用はなく、すべて途中出場となっていました。

チームも11月から10連敗を喫するなど、ここまでイースタンカンファレンスの12位に沈み、ことしに入るとアメリカのメディアの間で「得点力を求めるチームが八村選手をトレードで獲得するのではないか」と連日のように報道されるようになりました。

八村選手自身はトレードに関する質問には口を閉ざしてきましたが、1月21日の試合後にはアメリカのメディアに対し「自分を信頼してくれ、バスケット選手として望まれる場所にいたい。それがウィザーズかは分からない」と発言し、移籍の可能性が高まっていると伝えられていました。

レイカーズ NBA屈指の人気チーム

ロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズはNBA屈指の人気チームとして知られ、NBA最多に並ぶ17回のファイナル優勝を誇ります。

1947年に中西部のミネソタ州ミネアポリスで創設され、周辺に湖が多かったことから「レイカーズ」と名付けられました。

1960年に西海岸のロサンゼルスに本拠地を移し、1980年代にはスター選手のマジック・ジョンソンさんを擁してファイナル連覇など黄金時代を築きました。
その後も、2000年代にはシャキール・オニールさんやコービー・ブライアントさんを擁してファイナル3連覇を達成し、再び黄金時代を築きました。

アメリカの経済誌、「フォーブス」が去年発表したチームの評価額は55億ドル、日本円でおよそ7180億円に上り、NBAではウォーリアーズ、ニックスに続いて3番目、大リーグのドジャースやサッカーのレアル・マドリードよりも高くなっています。

現在のチームもMVPを4回獲得しているレブロン・ジェームズ選手をはじめ、アンソニー・デービス選手、八村選手とはウィザーズでもチームメートだったラッセル・ウエストブルック選手など多くのスター選手を擁していますが、ここまではプレーオフ進出圏外に沈んでいます。