小学校教諭による児童いじめで報告書案 市教委 滋賀 野洲

滋賀県野洲市の市立小学校で、50代の教諭が、担任していた児童について「無視しよう」と発言するなどいじめを繰り返していた問題で、市の教育委員会は「担任まかせで組織的な対応ができていなかった」などとする報告書の案をまとめました。
再発防止策として、担任以外の教員も教室に入り、密室化を防ぐことなどを検討しています。

去年、野洲市内の市立小学校では、学年主任を務めていた50代の男性教諭が、担任していた2年生の男子児童に、「無視しよう」と発言するなどのいじめを繰り返し、これによって、ほかの児童からのいじめにもつながったことが明らかになりました。

教諭は担任を交代したうえで、去年12月、減給の懲戒処分となりました。

市の教育委員会は調査を進めて、再発防止に向けた報告書の案をまとめ、この中で、
▽対応が担任や学級まかせになっていたほか、
▽報告体制もあいまいで、組織的な対応ができていなかったと指摘しています。

また、市の教育委員会も十分な支援ができておらず、問題を公表しなかったため、隠蔽体質を問われることになったとしています。

そのうえで、再発防止策として、
▽教室の密室化などを防ぐため、担任以外の教員も教室に入る取り組みや、
▽教育委員会の組織的な対応力の強化を検討するとしています。

野洲市教育委員会の西村健教育長は「しっかりと受け止めて、二度と起こらないように、安心安全な学校をつくっていきたい」と話しています。