自民 “ガーシー参院議員の懲罰動議提出も含め検討を” 立民に

国会に一度も登院していないNHK党のガーシー参議院議員に対し、自民党は懲罰動議の提出も含めて検討するよう立憲民主党に求めました。

NHK党のガーシー参議院議員は、UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして、去年の初当選のあと一度も国会に登院しておらず、議院運営委員会の石井委員長は速やかに帰国のうえ登院するよう求める文書を党幹部らに手渡しました。

こうした中、自民党の野上参議院国会対策委員長は、立憲民主党の斎藤参議院国会対策委員長に対し、ガーシー議員が先の臨時国会で登院しなかったことについて懲罰動議の提出も含めて検討するよう求めました。

これに対し、斎藤氏は「野党各党の意向を踏まえて回答したい」と述べ、持ち帰りました。

野党内からは「議員の身分にかかわるため慎重に対応すべきだ」といった意見も出ているということです。

自民 世耕参院幹事長「国会のルールに違反 懲罰に相当する」

自民党の世耕参議院幹事長は、23日夜、フジテレビのBS番組「プライムニュース」で、「ガーシー氏が、去年秋の臨時国会に一日も来なかったことは、国会のルールに違反しており、懲罰に相当する」と強調しました。

その一方で「懲罰は議員の身分に関わる問題なので、なるべくほとんどの会派が賛成する状況で出していかなければならない」と述べ、前の臨時国会の欠席を理由にした懲罰動議にほかの党の理解が得られない場合は、今の通常国会へのガーシー氏の対応を見て、改めて協議する考えを示しました。

公明 山口代表「国民は許さないと思う」

公明党の山口代表は、記者団に対し「当選しながら一度も国会に来ず、歳費は受け取っている状況が長く続くことを国民は許さないと思う。議院運営委員会でしっかり話し合い、与野党ともに国民の目を意識して姿勢を示すことが重要だ」と述べました。