
パラ クロスカントリー世界選手権 18キロクラシカルで川除が銀
パラノルディックスキーの世界選手権、クロスカントリースキーの男子18キロクラシカル立って滑るクラスで、去年の北京パラリンピックで金メダルを獲得した川除大輝選手が銀メダルを獲得しました。
パラノルディックスキーの世界選手権は、今月20日にスウェーデンで開幕し、クロスカントリースキーとバイアスロンの2競技が行われています。
競技2日目の22日は、クロスカントリースキーの男子18キロクラシカル、立って滑るクラスが行われ、去年3月の北京パラリンピックで金メダルを獲得した川除大輝選手が出場しました。
実際のタイムに、障害の程度に応じて係数をかけたタイムで争うレースは、序盤から川除選手とポーランドのビトルド・スクピエン選手との激しい首位争いとなり、川除選手は折り返しとなる9キロの地点を、トップと3秒差の2番手で通過しました。
川除選手は後半、巻き返しをねらいましたが、逆転はならず、2番手のままフィニッシュし、49分20秒60のタイムで銀メダルを獲得しました。
川除選手は「悔しいがメダルを獲得でき、チームに貢献できたことはうれしい。まだ2レース残っているので、そこでもメダルを獲得したい」とコメントしています。
このほか日本勢では、過去にパラリンピックで3つの金メダルを獲得している42歳の新田佳浩選手が4位に入りました。
金メダルは、ポーランドのスクピエン選手、銅メダルは、ウクライナのグリゴリー・ボブチンスキー選手でした。