新谷仁美 ベルリンマラソンで18年ぶり日本記録更新を目指す

今月、アメリカで行われたマラソンで女子の日本歴代2位の好記録をマークした新谷仁美選手が都内で会見し、「このレースで足りないことが明確に分かったので、次に向かうことができる」と述べ、ことし9月のベルリンマラソンで18年ぶりの日本記録更新を目指す考えを示しました。

新谷選手は今月15日、アメリカ・テキサス州で行われたヒューストンマラソンで、野口みずきさんが持つ日本記録にあと12秒に迫る日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝しました。

新谷選手は23日、都内で記者会見し、「アップダウンのある最後の5キロで足が残っていなかった。坂を練習する回数が足りなかったのが大きかった」とレースを振り返りました。

そのうえで、ことし9月にドイツで行われるベルリンマラソンに出場する考えを示し、「目標があることで刺激を感じる日々を過ごすことができている。今回のレースで足りなかったことが明確に分かったので、次に向かうことができる」と述べ、18年ぶりの日本記録更新への意欲を示しました。

一方で、マラソンやほかの種目でもパリオリンピック出場は目指さないとしたうえで、その理由については「オリンピックに出ることがすべてではないし、そこを通らなくても結果を残すことはできる。新型コロナの影響もあったとは思うが、東京大会のときにオリンピックがどれだけ国民に求められているのかなと感じた。アスリートは応援してくれる人たちがいて成立する仕事なので、今の時点で目指すことはない」と胸の内を明かしました。