米ロサンゼルス郊外で銃撃事件 10人死亡 アジア系住民多い地域

アメリカ西部カリフォルニア州のロサンゼルス郊外で、旧正月を祝うイベントが開かれていたところ、男が銃を発砲してこれまでに10人が死亡しました。容疑者の男は現場から逃走し、警察が行方を追っています。

カリフォルニア州モントレーパークで、21日午後10時すぎ(日本時間の22日午後3時すぎ)、旧正月を祝うイベントが開かれていたところ、ダンスを行う施設で男が銃を発砲し、これまでに男性5人、女性5人のあわせて10人が死亡、10人がけがをしました。

警察は、現場から逃走した容疑者とみられるアジア系の男の写真を公開し、行方を追っています。

また、事件のおよそ20分後には、近隣の別のダンスを行う施設に銃を持ったアジア系とみられる男が押し入り、近くにいた人たちが銃を取り上げたものの、車で走り去ったという情報もあり、警察が関連を調べています。

現場は、アジア系の住民が多く暮らす地域で、一夜が明けた周辺には非常線がはられ、警察官が銃を持って警戒にあたっていました。

現場近くにいた人は

事件現場近くの旧正月を祝うイベントの会場で焼き鳥の屋台を出していた齋藤良介さんは「警察と消防がきて道路が封鎖されました。その時は何が起きたのか分かりませんでしたが、家に戻ってニュースを見て知りました。容疑者が捕まっていないので危ないということで、イベントは中止になりました。当時は、すごい人がいました。日本の歩行者天国や東京 渋谷のスクランブル交差点のような感じでした。日本とは違って、アメリカでは銃を持っている人がいるので、事件が起きる可能性は分かってはいるのですが、実際に起きたことでびっくりしています」と話していました。

法規制後も銃撃事件が相次ぐ

アメリカでは去年、21歳未満の銃の購入者に対する審査の厳格化などを盛り込んだ法律が成立しましたが、銃撃事件は後を絶ちません。

去年5月、東部ニューヨーク州のスーパーマーケットで男が銃を乱射して10人が死亡したほか、南部テキサス州にある小学校に男が押し入って銃を乱射し、児童19人を含む21人が死亡しました。

また、去年11月には、西部コロラド州で性的マイノリティーの人たちが多く集まるナイトクラブに押し入った男が銃を乱射し5人が死亡したのに続き、南部バージニア州のスーパーマーケットで発生した銃撃事件で6人が死亡しました。

さらに、去年12月には、中西部イリノイ州のシカゴにある高校の近くで銃撃事件があり、2人が死亡しています。