大相撲初場所 十両優勝の朝乃山は14勝1敗「まだ通過点」
大相撲初場所の十両で14日目に初めての優勝を決めた、大関経験者の朝乃山が「無事に優勝できてよかったが、まだ通過点だ」と、心境を話しました。
朝乃山は、6場所出場停止の処分から復帰4場所目となる今場所、西の十両12枚目に番付を戻し、右四つの相撲を中心に白星を重ねて、14日目に十両で初めての優勝を決めました。
朝乃山は千秋楽の22日、北青鵬に勝って14勝1敗の成績で今場所を終え、「15日間相撲を取れて幸せで感謝の気持ちだ。無事に優勝できてよかったが、まだ通過点だ」と心境を話しました。
場所が始まる前、力のある若手との対戦を楽しみにしていた朝乃山は、「若い関取は強かったし、相撲を取っていくたびに刺激を受けて、絶対に負けないという気持ちになった。その気持ちを忘れずにいきたい」と今場所を振り返りました。
そして来場所に向けては、「厳しい場所となると思うので、稽古して準備して挑みたい。ことしは三役を目指していきたい」と意気込みを話しました。