ウクライナ侵攻に抗議 在日ロシア人ら “ストップ プーチン”

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、日本に住むロシア人らが都内で集会を開き、侵攻を続けるプーチン政権に対して抗議の声を上げました。

抗議集会は、日本に住むロシア人のグループがSNSなどで呼びかけて開いたもので、JR渋谷駅前にはおよそ20人が集まりました。

参加者たちは「戦争反対」などと書かれたプラカードや、侵攻に反対する運動のシンボルとなっている白・青・白の旗を掲げて、抗議の意思を示しました。

そして「ウクライナに平和を」とか「ストップ、プーチン」などとシュプレヒコールをあげて、ロシア軍の一刻も早い撤退と侵攻の終結を訴えていました。

日本に5年住んでいるという女性は「市民が亡くなるのは本当に最低なことです。ロシア出身者として責任を感じていて、抗議の声をあげ続けるとともにウクライナの人たちを支援していきたい」と話していました。

また、日本でおよそ6年働いているという男性は「ロシア国内では当局の取締りにより抗議行動がやりにくくなってきている。こうした人たちのためにも自分たちが訴えていきたい」と話していました。