いじめをなくそう!全国の小中学生約120人が参加しサミット

昨年度は学校でのいじめが過去最多となりました。こうした中、全国の子どもたちが集まり、いじめをなくすための取り組みを発表するイベントが開かれました。

文部科学省が21日に東京で開いた「全国いじめ問題子どもサミット」には、全国の小中学生およそ120人が参加し、学校での取り組みを発表しました。

このうち岐阜県の岐南中学校の生徒はクラスメイトなどの良い点を記入する「よかったよカード」を教室や廊下に掲示する仕組みを作ったことで、相手の個性を認めるようになり、いじめの防止につながっていると発表しました。

兵庫県の太子西中学校の生徒はSNSの使い方について授業などで学ぶとともに、スマートフォンを使う際のルールを作っていることを紹介しました。
このあと、中学時代にいじめを受けたというお笑いコンビ、ライセンスの藤原一裕さんが講演を行い、「逃げてもいいけど負けてはいけない。学生時代のとても短く小さな世界でいじめにあったからといって、すべてを失わないでほしい。世の中は広くいろんな世界がある」と語りました。
文部科学省によりますと、昨年度、全国の学校が把握したいじめの件数は61万件を超え、過去最多となったほか、SNSなどインターネットを使ったいじめも2万1900件と、これまでで最も多くなりました。

宮城県から参加した男子中学生は「全国の取り組みを聞いて刺激を受けたので、自分もいろんな活動に取り組んでいきたい」と話していました。

大阪府から来た女子中学生は「最近はネットいじめなどもあるので対処が難しいが、身近なところから一歩ずつ取り組みたい」と話していました。