キトラ古墳 国宝の壁画「朱雀」きょうから一般公開 奈良

奈良県明日香村のキトラ古墳の国宝の壁画の一つ、「朱雀」が21日から一般に公開され、訪れた人たちが貴重な壁画を熱心に見入っていました。

飛鳥時代に造られたキトラ古墳は40年前、昭和58年の調査以降、石室の内部で極彩色の壁画が次々と発見され、平成16年から10年余りかけて修復作業が行われたあと現在は定期的に一般公開されています。

壁画を管理している施設では21日から、南の壁に描かれた「朱雀」が公開され、訪れた人たちは躍動感あふれる筆遣いで表現された想像上の鳥の姿を熱心に見入っていました。

大阪府の50代の男性は「色彩の残る壁画をじかに見ることができてよかったです」と話していました。

奈良文化財研究所の浜松佳生さんは「とても繊細で丁寧な筆致が『朱雀』の魅力です。ぜひ国宝の壁画を間近で見てほしい」と話していました。

「朱雀」の公開は来月19日までで、見学には事前の申し込みが必要です。