
トヨタ 「レクサス」の受注を制限 半導体不足で納期が長期化
トヨタ自動車は半導体不足の影響で新車の納期が長期化していることから、高級車ブランド「レクサス」の多くのモデルで受注制限を行っていることが分かりました。販売店ごとに受注台数を割り当て、それ以上の注文は受け付けないということです。
トヨタによりますと、高級車ブランド「レクサス」の11のモデルのうち、SUV=多目的スポーツ車の「RX」や「UX」など8つのモデルで受注制限を行っているということです。
販売店ごとに受注台数を割り当て、上限に達すると、それ以上の注文は受け付けないとしています。
また、別の2つのモデルでは受注自体を停止しているということです。
これは半導体不足の影響により新車の納期が長期化しているためで、トヨタではこうした措置をいつまで継続するか見通しは立っていないとしています。
トヨタでは「お客様にはご迷惑やご不便をおかけし、心からおわび申し上げます。部品供給の状況を精査し、あらゆる対策の検討を進めていくことで、1日でも早くお届けできるよう努力していきたい」とコメントしています。