ギネス世界記録で世界最高齢認定 フランス人女性が死去 118歳
ギネス世界記録で世界最高齢に認定されていたフランス人女性のリュシル・ランドンさんが17日、亡くなりました。118歳でした。
ギネス世界記録を認定しているギネスワールドレコーズによりますと、ランドンさんは1904年にフランスで生まれ、教師などを経て、1944年にカトリックの修道女となりました。
その後は「シスター・アンドレ」の名前で活動し、ほとんどの時間を宗教的な奉仕活動にあててきました。
116歳だったおととし1月には新型コロナウイルスに感染したものの3週間で回復し、去年4月に当時、世界最高齢だった福岡市の田中カ子さんが亡くなったあと、ギネス世界記録に認定されました。
フランスメディアによりますと、ランドンさんは17日、入所していたフランス南部の高齢者施設で眠るように息を引き取ったということです。
ギネスワールドレコーズは「彼女が生まれた時、フランスでは、画家のセザンヌは、まだ絵を描いていたし、哲学者のサルトルは生まれてもいなかった。彼女の物語をギネス世界記録に記すことができたのは光栄だ」とコメントしています。