佐賀県産 不作で最高級のり選定できず 開始以来初

全国一の養殖のりの産地、佐賀県で最高級ののりを選ぶ検査が予定されていましたが、厳しい不作の影響で候補となる品質のものがないとして中止になりました。最高級ののりが選定できなかったのは平成19年度に認定が始まって以来、初めてです。

佐賀県と県有明海漁協は、佐賀県産ののりのうち、特に品質が優れたのりを「佐賀海苔 有明海一番」というブランドに認定しています。

16日は、今月上旬から収穫が始まったシーズン後半の「冷凍網のり」について、味見をして最高級ののりを選ぶ検査が行われる予定でしたが、候補となる品質のものがないとして中止になりました。

有明海では赤潮の発生などにより、のりの生育に必要な栄養が不足し、各地で品質が低下する「色落ち」の被害が出て、先月予定されていたシーズン前半の「秋芽のり」の検査も中止となっていました。

最高級ののりが選定できなかったのは、平成19年度に認定が始まって以来初めてです。

佐賀県流通・貿易課は「選定できなかったのはとても残念だ。今後ものりの収穫は続くので、海の状況が回復するよう漁業者とともに対策にあたりたい」と話しています。