六本木 建物火災で3人けが スプレー缶ガス抜き作業中に爆発か

16日午前、東京・六本木の繁華街にある6階建ての建物から火が出て3人がけがをしました。建物の中でスプレー缶のガスを抜く作業中に爆発が起きたとみられるということで、警視庁などが詳しい状況を調べています。

16日午前10時45分ごろ、港区六本木の建物で「窓が割れて火が出ている」と消防などに通報がありました。

東京消防庁によりますと、消防車29台が消火活動にあたり、火はおよそ2時間半後にほぼ消し止められましたが、6階建ての建物の2階部分、およそ25平方メートルが焼けたということです。

また、現場近くの共同住宅など5つの建物で窓ガラスが割れるなどの被害があったということです。

警視庁によりますと、建物に入る不動産会社の従業員がスプレー缶のガスを抜く作業をしていたところ爆発が起きたとみられるということで、作業をしていた従業員2人と近くにいた建物の管理人の男性のあわせて3人がやけどなどのけがをしたということです。

警視庁などが詳しい状況を調べています。

現場は会社の事務所などが入る建物で、東京メトロ南北線、六本木一丁目駅近くの集合住宅や飲食店などが建ち並ぶ繁華街にあります。

「どーん」という大きな音

16日午前10時50分ごろ、東京 港区で、近くに住む女性が撮影した映像では、ビルの低層階のあたりから黒い煙が立ち上っています。

撮影した女性によりますと、午前10時50分ごろ「どーん」というかなり大きな音がして、自宅のマンションが少し揺れたように感じるくらいの衝撃があったということです。

その後、5分ほどで消防車のサイレンが聞こえてきたということで、女性は「近くのビルの15階くらいまで黒い煙が上がっていました。いまも白い煙が上がっています」と話していました。

同じ建物にいた人「爆発音 複数回聞こえた」

火が出た当時、同じ建物にいた50代の女性は「爆発音が複数回聞こえたので外を見ると、下の部屋が中から吹き飛んでいるような状態で、向かいの建物の窓ガラスも割れていました。急いで避難して建物を見ると火や煙が見えたので事態の大きさを認識しました」と話していました。

「2階はガラスの破片が散乱」

同じ建物にいた60代の男性は「大きな音のあとに、周囲から『逃げろ逃げろ』という声が聞こえたので非常階段を使って急いで避難しました。2階はガラスの破片が散乱していました」と話していました。

近くに住む男性「すごい衝撃音 住む建物でも窓ガラス割れる」

近くに住む50代の男性は「すごい衝撃音だった。ビルの2階から火が出ているように見え、4階部分にまで黒煙が上がっていた。私の住む建物でも衝撃の影響なのか、窓ガラスが数か所割れている」と話していました。