FIFA 「ファン賞」の候補に「日本のサポーター」選ばれる

去年のサッカーのワールドカップカタール大会で試合後にゴミ拾いをして話題となった日本のサポーターが、FIFA=国際サッカー連盟が最も印象的だったサポーターをたたえる年間表彰の「ファン賞」の候補に選ばれました。

FIFAは12日、去年の年間表彰の候補を発表し、最も印象的だったサポーターをたたえる「ファン賞」の候補として日本のサポーターが選ばれました。

日本のサポーターは、去年のワールドカップカタール大会で試合後スタジアムでゴミ拾いをしていることが話題となり、FIFAは公式のツイッターの投稿で「勝っても負けても常に敬意がある」と称賛していました。

また、大会期間中、海外メディアもこうした日本のサポーターの行動がきっかけとなって日本以外のサポーターにもゴミ拾いの動きが出ているなどと報じていました。

このほか「ファン賞」の候補にはワールドカップカタール大会で▼母国代表の応援のためサウジアラビアから歩いてカタールに向かったサポーターや、▼力強い声援で優勝した代表チームを支えたアルゼンチンのサポーターも選ばれています。

FIFAによりますと、去年の年間表彰は2月3日まで一般からの投票を経て決まるということです。