ガソリン価格 全国平均168.2円 原油価格上昇影響で値上がり

1月10日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり168.2円となり、去年12月26日に行われた前回の調査から0.3円値上がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、中国で新型コロナの感染対策が緩和され、景気回復への期待などから、去年の年末にかけて原油価格が上昇した影響で、3週ぶりの値上がりとなりました。

経済産業省は、今月の補助の上限額を1リットル当たり33円と、これまでより2円引き下げましたが、1月12日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分には、この範囲内で1リットル当たり15.6円を支給することにしています。

今後の見通しについて、石油情報センターは「今回は値上がりしたが、年明けの原油価格は下落傾向にあるので、来週は小幅な値下がりが見込まれる」としています。