初めて鏡開きを体験したという女の子は「かたかったけれど、すぐに割ることができました。鏡餅の神様に、字や絵がうまくなるようお願いしたいです」と話していました。
磐田南幼稚園の藤原恭子園長は「もちつきや鏡開きを通して、子どもたちに日本の伝統を知ってもらいたいと思います」と話していました。

幼稚園児が「鏡開き」を体験 静岡 磐田
静岡県磐田市の幼稚園児たちが、去年の暮れに作った鏡餅で「鏡開き」を体験しました。
磐田市の磐田南幼稚園では毎年、暮れに昔ながらのきねと臼で、もちつきを行い、新型コロナの感染が広がってからは、ついたもちを食べる代わりに鏡餅を作っています。
11日は年長の園児34人が参加し、まず園に飾っていた3つの鏡餅のかたさを確認しました。
そして、鏡餅には神様が宿り、割ったもちを食べることで、その神様から力をいただく意味があるといった説明を聞いたあと、木づちを使って交代で鏡餅を割っていきました。
