富山市にある動物園「ファミリーパーク」では、南米の温暖な地域に生息するカピバラを5頭飼育していて、寒さが苦手なため毎年11月ごろから温かい露天風呂を用意しています。
7日は七草がゆを食べて1年の無病息災を願う習わしにちなんで、湯の中に春の七草を入れるイベントが行われました。
飼育員がスズナやスズシロなどを入れると、カピバラたちは湯につかりながらおいしそうに食べていました。
3連休初日の7日は多くの家族連れが訪れ、愛らしいカピバラの姿を楽しんでいました。
7歳の男の子は「もぐもぐと食べているところがすごくかわいかったです」と話していました。
飼育員の田内楓さんは「無病息災を願いいろんな七草を与えました。お風呂の中で食べる子やお風呂の外でしか食べない子と性格などによって2種類に分かれるので、そういった違いもぜひ注目して見てほしい」と話していました。

カピバラに春の七草入れた露天風呂プレゼント 富山の動物園
1月7日の「七草の節句」に合わせ、富山市内の動物園ではネズミの仲間のカピバラに春の七草を入れた露天風呂がプレゼントされました。
