JR山手線外回り きょう終電まで大崎~池袋間運休 渋谷駅工事で

JR山手線は渋谷駅の工事の影響で、7日に続き8日の終電まで、外回りの大崎駅から池袋駅の区間が運休となっています。

JR東日本は引き続き振り替え輸送の利用や時間に余裕をもった移動を呼びかけています。

JR東日本は、渋谷の再開発事業に伴い渋谷駅の改良工事を進めていて、5段階のステップの4段階目となる今回は、6日の夜から9日の始発までのべ4000人の作業員が、山手線の外回りと内回りのホームを1本化する工事を行っています。

7日夜から8日朝にかけても外回りの線路などを移設する作業が夜を徹して続けられました。

工事の影響で、山手線の外回りは大崎駅から渋谷駅を経由し池袋駅に向かう区間で、7日の始発から8日の終電まで、およそ540本すべて運休となっています。

日中の運行本数も、
▽外回りの池袋駅から東京駅を経由し大崎駅に向かう区間が3割から4割ほどに
▽内回りの池袋駅から渋谷駅を経由し大崎駅に向かう区間が7割ほどに減少しています。

JR東日本によりますと、工事は順調に進んでいるということですが、2日間で53万人に影響が出ると見られるとして、運休区間を並走する埼京線などや、東京メトロや都営地下鉄などの振り替え輸送の利用を引き続き呼びかけています。

今回の工事の終了は9日未明になる見通しで、外回りで試運転が行われ安全が確認され次第、9日午前4時半すぎの始発を迎える予定だということです。