
楽天 田中将大投手 推定年俸9億円から大幅ダウンで1年契約
プロ野球・楽天の田中将大投手が7日、日本のプロ野球で最高額だった推定年俸9億円から大幅ダウンとなる推定年俸4億7500万円で1年契約を新たに結びました。
34歳の田中投手は日本球界復帰2年目となる2022年のシーズンは、25試合に登板して9勝12敗、防御率は3.31でした。
日本のプロ野球最高額となる推定年俸9億円の2年契約を終えた田中投手は7日、新たなシーズンの契約更改交渉に臨み、いずれも推定で4億2500万円の大幅ダウンの年俸4億7500万円プラス出来高払いで1年契約を新たに結びました。
このあと田中投手はオンラインで取材に応じ、日本に復帰してからの2シーズンについて「1年目が4勝、2年目が9勝と球団からの期待には大きく届いていないしファンの期待も裏切っている。ふがいないシーズンだった」と振り返りました。
そのうえで、新たなシーズンについて、自身が24連勝を挙げて楽天を球団初の日本一に導いてから10年目となることを踏まえ「日本一という目標は間違いなく変わらない。この2年間とはアプローチを変えて、万全な形でキャンプに入りたい」と話しました。
また、6日に日本代表の一部が発表された、ことし3月に開幕するWBC=ワールド・ベースボール・クラシックについて「どんな役割でもベストを尽くしたい」と話し、出場に意欲を示しました。